2018/12/25 23:46


モイ!

お久しぶりの投稿です。書こう書こうと思いながら、前回の更新から5か月以上も経ってしまいました。
すみません。
もうクリスマスですね。

メリークリスマス!!

が、クリスマスシーズンのフィンランドには行ったことがなく(いつかは行きたい)、
さほどネタもないので、さくっとここはスルーして、旅の思い出を書きたいと思います。

今回は、どうしても書きたかった話。だけどけっこうどうでもいい話。
どうでもいいけど、マンガのようなことは起こるんだなぁと。
急いでる時に限って、焦っている時に限って、やってくるんだなぁと。

謎のスペイン人に、つかまりました(泣笑)


その日、買い付けのために妹とトラムに乗って目的のお店に向かっていました。
よく行くお店で、場所もわかっているし、乗っていれば当たり前に着けるだろうと思っていました。

が、そろそろ着くかなぁと思っていても、その気配がない。
体感では、もうそろそろな感じ。

外を見る。
いつもと見る景色が違う気がする。
「こんなとこ走ってたっけ?」と思う。
乗るトラムを間違えたかな?
不安になる。
どうしよう。降りるか?降りて引き返した方がいいかな?
そわそわとそう思っていたその時、

「日本人ですか?」

現れました。スペイン人が。

「はい。日本人です」

答える。すると、

「Oh~! 私はスペイン人です。前に日本に住んでいたことがあります。だから日本語話せます」

日本語が話せるスペイン人が、ぐいぐいと話しかけてきた。

やばい。降りたいのに。
それどころじゃないのに。
このまま乗ってたら、どこか遠くに行ってしまうかもしれないのに。
スペイン人がしゃべる。

が、あからさまに嫌な顔もできない。
悪い人ではなさそうだ。やけにフレンドリーだけど。(このノリは、フィンランド人にはない気がする。特に初対面で)
とりあえず、愛想よく対応する。

その時、窓の外に遊園地が見えた。

・・・間違えた。

気づく。本当に乗るトラムを間違えていたことに。
遊園地が見えてはだめだ。
遊園地は行きたいお店の先にある。

やってしまったとスペイン人に事情を話し、とりあえずムムリクたちは、次の停留所で降りて引き返すことにする。

降りる。

が、スペイン人も降りた。

・・・なんで?

乗っているときはこちらも焦っていて、彼が何を言っているのかあまり頭に入ってこなかったが、
聞けば、彼は温泉を探しているという。

・・・?

温泉? サウナじゃなくて?

フィンランドはサウナ発祥の地で、サウナ大国だ。いたるところにサウナがある。
だから、
温泉はわからないけど、サウナなら大きな公衆サウナが中心部に行けばあるし、
ガイドブックにも載っている、と教える。
そして、
ムムリクたちもこれからトラムで引き返すし、それに乗ってたら中心部まで行けるよ、と説明した。

が、違った。

どうやら彼は、本当にフィンランドで温泉を探しているようだ。
一生懸命サウナの説明したのに、サウナじゃない、温泉だと全否定された。

え~~⤵⤵⤵
温泉なんか知らないよ。フィンランドといえばサウナでしょう。
もうサウナでいいじゃん。
サウナ入っとけよ。

どっと疲れがきました。
なぜフィンランドで温泉なんだ。なぜフィンランドで温泉のことを日本人に聞くんだ。
そりゃ日本は温泉の国だけど。
現地人に聞いてよ。

そのあと、戻るトラムを待っている停留所で、気づけばスペイン人は、
停留所にいる別のお姉さんに話しかけていました。(たぶんフィンランド人に)

なんだ、英語できるんじゃん(もしくはフィンランド語)


疲れましたが、このあと目的のお店に行き、たくさんの食器に囲まれて、癒されたのでした。

余談。フィンランドにも温泉があるんですかね?
ムムリクはサウナにも興味がありませんゆえ、わかりませんでした。

フィンランド、ヘルシンキの足、「トラム」⤵ お世話になりました。